この記事のポイント
妊娠3ヶ月のママ・パパの声

妻の体調が変わってきました。つわりで辛そうだったり、気分が落ち込んでいるところを見ると、何かサポートできることはないかな?と思っています。

つわりが本格的に始まって、吐き気や倦怠感が日常的にあって食事が辛いです。でも、赤ちゃんが成長している証拠だと思うと、乗り越えないと!と思っています。家族のサポート必須です。

こんなことで?と思うことでも涙が出てきたり、怒りやすかったりと、気分の浮き沈みが激しいです。これがマタニティブルー?
この時期の赤ちゃんについて
この頃の赤ちゃんは、おおよそ身長3〜10cm、体重30gで、いちご1個分の重さくらい。
まだまだ小さくて可愛らしいですが、運がよければエコーで手や足を動かしている姿が見えます。
ママの様子
家事やお仕事など、今まで通り普段の生活を送って問題ありません。
この頃は子宮が急に大きくなってくる時期なので、お腹がチクチクしたり、ズキズキと痛くなることがあります。
また、茶色やピンク、鮮血といった少量の出血を見ることもあり、驚くことがあると思いますが、焦らずに次の健診日まで様子を見ましょう。
ただ、下腹部にいつもと違う強い痛みがあったり、生理2日目くらいの多めの出血があるなどで、不安な場合にはかかりつけ医に連絡をしてみるといいでしょう。
この時期にはつわりがピークを迎えます。
普段から栄養バランスに気を遣っている方は、つわりの時には食べられる物を少しずつ、何回かに分けて食べるようにしましょう。
食事だけでなく、水分も受け付けなくて辛いという時には、点滴治療などが必要になることもあるので、かかりつけ医に相談してみましょう。
パパへ
この時期のママは、体調の変化に敏感で不安定になりがちです。
パパがこの時期のママの身体と心の状態が不安定であることを理解していて、冷静にサポートできると、ママはとっても安心します。
今まで普通だったことが変わってしまったり、少しずつ変化を感じるかもしれませんが、焦らずドシッと構えて、ママを受け入れあげてください。性生活も少し控えめに。
妊婦健診での採血結果で、風疹の抗体が8倍未満の場合、風疹にかかる可能性が高くなります。
風疹は、妊娠初期にかかってしまうとお腹の赤ちゃんに風疹ウイルスが感染してしまい、先天性風疹症候群(せんてんせいふうしんしょうこうぐん)になることがあります。
ママだけでなく、パパも一緒に風疹予防のために予防接種を受けられることをおすすめします。
普段からタバコを吸っている方は、すぐに禁煙することを強くおすすめします。
胎児へのタバコの影響として、赤ちゃんが酸素不足になってしまい、低体重で生まれやすくなることにつながります。
また、タバコの有害物質は赤ちゃんの脳にも悪さをし、生まれた後に精神発達障害になることが懸念されています。
これから生まれてくる大切な赤ちゃんへの悪影響を考え、タバコを減らすのではなく、止めるきっかけにしてください。
妊娠3ヶ月のチェックポイント
気を付けること
水分がとれない程のつわり
つわりがひどいと水すら受け付けない時があり、ママが脱水症状になってしまいます。
点滴でつわりが楽になることがあるので、辛いときは我慢せずに、かかりつけ医に相談をしてみましょう。
風邪や生食による感染症
妊娠中に風疹にかかると先天性風しん症候群に、半生の肉などを食べるとトキソプラズマ症候群と、胎児への影響が心配な時期です。
特に妊娠初期の風疹感染は、赤ちゃんの視覚障害や知的障害、てんかんなどの発症につながるため、注意が必要です。
大量の出血やお腹の激痛
大きな血の塊や、いつもの生理の量を超える出血がある場合、またはひどい腹痛がありだんだんひどくなるような時には、流産の可能性が考えられるため、早急に医療機関を受診するべきです。
運動について
つわりが落ち着いていれば、積極的にウォーキングや水泳、ピラティスやヨガなどの有酸素運動を行うといいでしょう。