この記事のポイント
妊娠9ヶ月のママ・パパの声

今まで参加していた仕事の飲み会は、断るようにしています。家でもビールはやめて、ノンアルコールに切り替えました。

いつ陣痛がきてもいいように、在宅勤務に切り替えました。妻もその方が安心だと言ってくれています。

息切れや食欲不振で辛いですが、主人や主人のお義母さんが買い物や家事、育児を協力してくれているので、助かっています。
この時期の赤ちゃんについて
妊娠9ヶ月の赤ちゃんは、おおよそ身長47cm、体重2500グラム、500mlのペットボトル5本分くらいの重さにまで成長しています。
皮下脂肪が増えて、よりふっくらやわらかな、赤ちゃんらしい姿に印象になります。
爪や髪の毛が伸びて、どんな髪型の赤ちゃんが生まれてくるのか、楽しみですね。
ママの様子
子宮がみぞおちくらいまで上がってくるため、胃が圧迫されます。
胸やけがしたり、食欲が減ったりと、つわりが再開したのかと思う妊婦さんも。
動悸や息切れも出てきて、歩くだけで苦しくなってしまうこともあります。
くしゃみで尿が漏れてしまったり、おしっこの切れが悪くなってしまうなどのマイナートラブルも起きやすくなります。
また、足の付け根や恥骨痛くなることがあります。
お産に向けて、赤ちゃんの頭が骨盤の中に降りてきて、周りの関節が緩くなるためです。
骨盤体操や骨盤ベルトを活用して、骨盤のケアをしておきましょう。
お腹の張りはさらに感じやすくなり、回数が増えます。
また、膣や子宮口が柔らかくなり、赤ちゃんが骨盤の方に降りてくることで、おりものの量も増えます。
パパへ
赤ちゃんが生まれたら毎日のお世話で忙しくなり、ママとゆっくり過ごせる時間はなかなかとれなくなるでしょう。
赤ちゃんが生まれるまでに夫婦二人だけの時間を作って、今しかできないことを楽しんでおいてくださいね。
入院の準備や陣痛時のスケジュール、緊急連絡先など、いざというときのために確認・準備しておきましょう。
上のお子さんがいる方は、出産時・出産後に子供を誰に預けるのか、保育園の送り迎えはどうするのかなど、よく相談しておきましょう。
妊娠9ヶ月のチェックポイント
気を付けること
人混みを避けて
感染症や転倒・ケガ予防のため、人混みを避けましょう。
お産の兆候
おりものに血が混じっていたり出血がある、破水した、お腹が張りっぱなしかよく張るなど、お産の兆候があった場合は、すぐにかかりつけ医に電話をしましょう。
母子健康手帳・健康保険証を常に持ち歩く
この時期は、いつ陣痛がきても大丈夫なように、いつも母子健康手帳と健康保険証を常備しましょう。
運動について
お腹が張りやすいこの時期は、無理せず過ごすのが一番。
とはいえ、むくみが最高潮を迎える時期でもあるので、体調に合わせて気分転換に家の近場をウォーキングするなどして、出産に向けて体力を付けておきましょう。
こんな時は病院に!受診の目安
以下のような症状は、陣痛の兆候です。病院に電話をし、受診しましょう。